発表会も無事に終わり、約3週間。

なんとか参加者の中からもご来場いただいたお客様の中からも、感染者を出すことなく、ご提出いただいた名簿を破棄することができます。

これでようやくホッと一息つけます。

様々な感染対策にご協力いただきました皆様には、あらためて感謝いたします。

本当にありがとうございました。

今回、私たち運営側も通常とは違った状態でとても大変でしたが、何より大変だったのは出演した子どもたちでした。

ただでさえ大勢のお客様の前で演奏するのですから緊張で、ドキドキ、バクバクです。

手足がプルプル震えているのが見てわかる子もいます。

それなのにいつもの発表会とは違う、手を消毒して、マスクをはずしてと、余計な手順を覚えなくてはならず。

私たちもいつもなら手を握って、肩をたたいて、緊張をほぐしてあげられるところを、触れることは許されず

そんな中子どもたちは、本当に頑張ってくれました!

もう全員に大きな拍手です!スタンディングオベーションです!!

みんな!本当に頑張ったね!

いつもなら手渡しで記念品とプチブーケを渡すときに、頑張ったね、良かったよ。と、一人一人に声かけできるのですが、それさえも出来ずに、箱から自分で記念日とプチブーケを持って舞台から降りていく姿を見ながら、ちょっと泣きそうになってしまいました。

次回こそは、以前のような発表会がしたいですね。

そのためにも、あともう少し、みんなで頑張りましょう!

さて、発表会が終わると出演したみんなに、毎回必ず聞いていることがあります。

自分の演奏はどうだったか?

そして他のお友達が弾いた曲の、どの曲が好きだったか?

これは上手、下手を聞きたいわけではなく、後でこれを聞かれるぞー。と予告しておくことで、他の人の演奏をしっかり聞いてもらおうという狙いがあります。

特に学年の小さい子は、自分の出番が終わるとホッとして、ロビーでお友達や兄妹と遊んでしまったりしてしまいがちです。

その防止策として数年前に始めたアンケートだったのですが、毎回意外な発見があります。

「エリーゼのために」や「小犬のワルツ」といった有名な曲に人気が集まるのは予想の範囲内なのですが、いつも意外な曲が12曲ランクインしてきます。

さて、今年はどんな曲がランクインしてくるか!?

発表会後の私の密かな楽しみです。